映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』を見た感想と評価|試写会レポ

. 2019-03-14 .
ふたりの女王 メアリーとエリザベス

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『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の試写会に行ってきたので、作品について評価していきたいと思います。本作の試写会は映画情報サイトanemoさんに招待いただきました。上映前のトークイベントでは宝塚の真矢みきさんとカリスマホストのローランドさんによるトークが行われました。本記事ではネタバレする前に赤字でちゃんと警告しますので、作品をこれから観たいという方は警告以降は飛ばして読むようにしてください


『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の基本情報



ふたりの女王 映画 感想 評価 レビュー


タイトル: ふたりの女王 メアリーとエリザベス
原題: Mary Queen of Scots
海外からの評価★★★★★★ (6.3/10)
主演: シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー
ジャンル: 歴史物
上映時間: 124分
公開年: 2019年


ストーリー&作品紹介 〈ネタバレなし〉



まず、邦題では『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』と2人が主役みたいな雰囲気になっていますが語弊です。原題を見てもわかる通り、メアリー(シアーシャ・ローナン)が主役の映画です。なので、「去年のオスカーで主演女優にノミネートされた2人の演技合戦!」と宣伝されてはいますが、実際のところマーゴット・ロビーはあくまで準主役なので演技力を比べられるほど長くは出演していません

ふたりの女王 メアリーとエリザベス 感想 評価

舞台は16世紀のイギリス。スコットランドの女王メアリー・スチュワートと血のつながりのあるイングランドの女王エリザベス1世による権力争いとメアリーの波乱に満ちた人生について描いています。スコットランドとイングランドが分裂していた時代の葛藤、犠牲、確執が映し出されています

女王の苦しみ、権力を奪い合う男たち、引き裂かれた絆

数々の残酷な出来事を経て、イギリスという国が誕生していく様をメアリーの人生にスポットを当てた壮絶なストーリーとなっています
以後ネタバレあるので要注意!


ふたりの女王メアリーとエリザベスの感想と評価〈ネタバレあり〉



個人的な評価:★★★★★★ (6/10)

私はこの作品が、単なるフィクションとして観るのであれば好きです。歴史物って上映時間が長い割に、ストーリーにキレがいというイメージがあって全く好きになれなかったのですが、この作品は展開を理解しながらストーリーを追うのに忙しいので少しも眠くならなかったです。終わり方もしっくりくる良いエンディングで、重厚感ある作品に仕上がっていると感じました


ただ、この作品海外では結構不評なんですよね。というのも決定的なミスを犯しているんです。そのミスとは「歴史的事実を悪いように曲げている」ことです。本作では歴史に反する設定が大まかに3つあります

1. 黒人が女王の側近
2. メアリー女王が性的に積極的
3. ヘンリー王がバイセクシャル

あの時代のイギリスで黒人が女王に仕える権力はありません。ハリウッドの映画界にもコンプライアンスの一環としていろんな人種を出演させなきゃいけないみたいなことがあるので、しょうがないのかもしれませんが歴史物では例外にするべきかなと。②についてはメアリー女王がヘンリーに迫るシーンのときの会話がちょっとエグかったですね。高貴な女王の名誉に傷をつけかねないので、イギリス人が見たら女王に対する侮辱だと感じてしまうかと思いました


そして、1番ショックだったのがメアリーの夫であるヘンリー王がまさかのバイセクシャルであったことですね。メアリーとの結婚式の夜に、メアリーの側近の男と寝るんですよ。もう信じられなくて、隣の人に「これ浮気じゃないですよね?」と確認とりそうになるくらい動揺しました。IMDbで悪い評価つけている海外の方はおそらくこのシーンが原因で評価下げていると思われます。海外からの評価も英語で載せておきます

↓良い評価
Throw away the complaints for historical inaccuracies; this a a movie and not a history lesson. Saoirse Ronan as Mary and Margot Robbie as Elizabeth make the movie worth watching. The costumes and sets are beautiful and the story line a bit campy for my taste but I still recommend the film for two hours of entertainment. After all, everything happened over four hundred years ago and much of history is mere speculation anyway. Just sit back and enjoy a colorful ride to forget your everyday troubles.

↓悪い評価
This movie was so godawful I just sat there in pure frustration! Nothing about this movie was accurate! Mary and Elizabeth never met!!!! Mary was raised in FRANCE, she would have NEVER have had a Scottish accent let alone a Irish one! The gay husband....seriously!? The diversity of the cast, was just unbearable....never would have happened in that time period!Overall its 2 hours of my life I can never get back! Dont waste your time with this crap of a movie!

ほとんどの海外レビューは歴史的事実をダイバーシティやLGBTQなどの現代的な背景をおりまぜたことによる怒りの表現といった具合でした。私は日本人なのでそこまで気にならなかったです

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おわりに



『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』、もちろん女優2人の演技力も素晴らしかったです。正直、ウルフ・オブ・ウォールストリートからマーゴット・ロビーがここまで伸びるとは思わなかった。イギリス王室のドラマを描いた作品はやっぱり面白い。過去の似た作品で、エリザベス女王の母であるアン・ブーリンの人生を描いた作品も面白いのでぜひ!

P.S.
ヘンリー役のジャック・ローデンが普通にいい男で見惚れてました。ツイッターまでフォローしたので今後彼の作品を全部見ていきます


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ふたりの女王 メアリーとエリザベス

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『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の試写会に行ってきたので、作品について評価していきたいと思います。本作の試写会は映画情報サイトanemoさんに招待いただきました。上映前のトークイベントでは宝塚の真矢みきさんとカリスマホストのローランドさんによるトークが行われました。本記事ではネタバレする前に赤字でちゃんと警告しますので、作品をこれから観たいという方は警告以降は飛ばして読むようにしてください


『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』の基本情報



ふたりの女王 映画 感想 評価 レビュー


タイトル: ふたりの女王 メアリーとエリザベス
原題: Mary Queen of Scots
海外からの評価★★★★★★ (6.3/10)
主演: シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー
ジャンル: 歴史物
上映時間: 124分
公開年: 2019年


ストーリー&作品紹介 〈ネタバレなし〉



まず、邦題では『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』と2人が主役みたいな雰囲気になっていますが語弊です。原題を見てもわかる通り、メアリー(シアーシャ・ローナン)が主役の映画です。なので、「去年のオスカーで主演女優にノミネートされた2人の演技合戦!」と宣伝されてはいますが、実際のところマーゴット・ロビーはあくまで準主役なので演技力を比べられるほど長くは出演していません

ふたりの女王 メアリーとエリザベス 感想 評価

舞台は16世紀のイギリス。スコットランドの女王メアリー・スチュワートと血のつながりのあるイングランドの女王エリザベス1世による権力争いとメアリーの波乱に満ちた人生について描いています。スコットランドとイングランドが分裂していた時代の葛藤、犠牲、確執が映し出されています

女王の苦しみ、権力を奪い合う男たち、引き裂かれた絆

数々の残酷な出来事を経て、イギリスという国が誕生していく様をメアリーの人生にスポットを当てた壮絶なストーリーとなっています
以後ネタバレあるので要注意!


ふたりの女王メアリーとエリザベスの感想と評価〈ネタバレあり〉



個人的な評価:★★★★★★ (6/10)

私はこの作品が、単なるフィクションとして観るのであれば好きです。歴史物って上映時間が長い割に、ストーリーにキレがいというイメージがあって全く好きになれなかったのですが、この作品は展開を理解しながらストーリーを追うのに忙しいので少しも眠くならなかったです。終わり方もしっくりくる良いエンディングで、重厚感ある作品に仕上がっていると感じました


ただ、この作品海外では結構不評なんですよね。というのも決定的なミスを犯しているんです。そのミスとは「歴史的事実を悪いように曲げている」ことです。本作では歴史に反する設定が大まかに3つあります

1. 黒人が女王の側近
2. メアリー女王が性的に積極的
3. ヘンリー王がバイセクシャル

あの時代のイギリスで黒人が女王に仕える権力はありません。ハリウッドの映画界にもコンプライアンスの一環としていろんな人種を出演させなきゃいけないみたいなことがあるので、しょうがないのかもしれませんが歴史物では例外にするべきかなと。②についてはメアリー女王がヘンリーに迫るシーンのときの会話がちょっとエグかったですね。高貴な女王の名誉に傷をつけかねないので、イギリス人が見たら女王に対する侮辱だと感じてしまうかと思いました


そして、1番ショックだったのがメアリーの夫であるヘンリー王がまさかのバイセクシャルであったことですね。メアリーとの結婚式の夜に、メアリーの側近の男と寝るんですよ。もう信じられなくて、隣の人に「これ浮気じゃないですよね?」と確認とりそうになるくらい動揺しました。IMDbで悪い評価つけている海外の方はおそらくこのシーンが原因で評価下げていると思われます。海外からの評価も英語で載せておきます

↓良い評価
Throw away the complaints for historical inaccuracies; this a a movie and not a history lesson. Saoirse Ronan as Mary and Margot Robbie as Elizabeth make the movie worth watching. The costumes and sets are beautiful and the story line a bit campy for my taste but I still recommend the film for two hours of entertainment. After all, everything happened over four hundred years ago and much of history is mere speculation anyway. Just sit back and enjoy a colorful ride to forget your everyday troubles.

↓悪い評価
This movie was so godawful I just sat there in pure frustration! Nothing about this movie was accurate! Mary and Elizabeth never met!!!! Mary was raised in FRANCE, she would have NEVER have had a Scottish accent let alone a Irish one! The gay husband....seriously!? The diversity of the cast, was just unbearable....never would have happened in that time period!Overall its 2 hours of my life I can never get back! Dont waste your time with this crap of a movie!

ほとんどの海外レビューは歴史的事実をダイバーシティやLGBTQなどの現代的な背景をおりまぜたことによる怒りの表現といった具合でした。私は日本人なのでそこまで気にならなかったです

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おわりに



『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』、もちろん女優2人の演技力も素晴らしかったです。正直、ウルフ・オブ・ウォールストリートからマーゴット・ロビーがここまで伸びるとは思わなかった。イギリス王室のドラマを描いた作品はやっぱり面白い。過去の似た作品で、エリザベス女王の母であるアン・ブーリンの人生を描いた作品も面白いのでぜひ!

P.S.
ヘンリー役のジャック・ローデンが普通にいい男で見惚れてました。ツイッターまでフォローしたので今後彼の作品を全部見ていきます


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