サバ―ビコン 仮面を被った街の感想と評価:全員不自然なミステリー映画

. 2018-05-18 .


海外からの評価 : ★★★★★★(5.6/10)
タイトル : サバ―ビコン 仮面を被った街 (Suburbicon)
主演 : マット・デイモン、ジュリアン・ムーア
ジャンル : クライム、ミステリー
公開年 : 2018
放映時間 : 105分
撮影地 : ロサンゼルス
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話の流れ&作品紹介〈ネタバレなし〉



舞台は1959年のアメリカ。誰もが憧れる平和で裕福な白人だけが住む街、サバ―ビコンに突如黒人一家が引っ越してくる。黒人が街に来たことで白人の気が狂っていく中で、黒人一家の隣に住む白人一家の家に堂々と強盗が入る。そこから白人一家の身の上に次々と不吉なことが起こっていく様子を描いています

上の簡単な説明だとネタバレできないので「なんだこのストーリー説明は」と思うかもしれませんが、少なくとも言えることは、この作品は人種差別をテーマにしたシリアスな内容ではありません。社会問題を提起するような内容でもなければアメリカ社会に根付く人種差別の時代背景を描いているわけでもありません。本作は「人種差別暴動をモチーフにしている」と映画メディアで報道されていますが、スト―リーの焦点はそこじゃないのです。完全に誤解を招いていますね


監督がジョージ―・クルーニーだけあって、ストーリーは決して単純ではなく、作品がどこに向かっているのか、登場人物の意図が良い意味で全くわかりません。あらすじをあまり知らないまま、観ながらストーリーの本質を探っていくことが一番楽しく見れると思います。ダークユーモアがたっぷりあるので凝視しつつも失笑してしまうシーンが醍醐味です

理由はここでは言えませんが、本作は白人でもなく黒人でもない第三者の人種にとっておもしろく見れる作品になっています。割と複雑なミステリーなので、1度見ただけで内容をすべて理解できる人はいないと思います以降ネタバレあるのでまだ見てない人要注意!!

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『サバ―ビコン』を見た感想と評価≪ネタバレあり≫



個人的な評価 : ★★★★★★★★★(9/10)

はっきり言うと、私は本作が大好きです。映画のポスターだけで観ようと判断した作品がこんなに面白いとは思わなかったというのが正直なところです。映画は毎年120本ほど観てますが、ここ1,2年で確実にトップ3に入るくらいの面白さでした。あまりにIMDbで過小評価されているのが残念なので、思い切って星9つ付けました。おもしろくない無駄なシーンが一切ないので、とにかく105分が一瞬にして過ぎ去ります

そこで、なぜ海外からの評価が星5.6という低さなのか考えました。本作は観てもお分かりの通り、人種差別ではなく男女の歪んだ恋愛関係によって周囲を巻き込み、最後には純粋な子どもだけを残して主人公たちが次々と破滅するという結末をむかえます。本作を観た多くの欧米人はレビューを観る限り、そこを理解できていないんです。クルーニーはあくまでもストーリーの構成として人種差別を"利用"したにすぎないのです

この作品で一番好きなシーンはジュリアン・ムーア演じるローズがニッキ―を殺すために毒入りのサンドイッチとミルクを作って、おびきよせるために何度も少年の名前をくりかえし呼ぶシーンです。本当に不気味で怖かったです。さすが売れっ子ベテラン女優なだけあってムーアの演技は気持ち悪いくらいハマってました

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それにしてもガードナーの死に方はなんとも皮肉で、ラストまで良くできた作品だったと感じます。誰が見ても堅実そうな七三分けのサラリーマンが保険金と妻の妹目当てで妻を殺害するなんて想像もつかない展開でした。ローズがブロンドに染めたときがヒントだったのですね

ただ一つスマートな展開とは言えないのが保険調査員のラテン系お兄さん。明らかに殺意メラメラのローズにコーヒーを用意させたのかが理解できなかったです。英語で検索しても出てこないのであまり重要なポイントではないのかもしれませんが、1回目のコーヒーのときに口からコーヒーをたらすほどまずそうにしていたのに、2回目に頼んだのには何か理由をつけないと不自然な印象になります


おわりに



ジョージ・クルーニー監督作品でもう1つ好きなのが『バーンアフターリーディング』です。ブラッド・ピットとスリービルボードのフランシス・マクドーマンドが出ているユニークな世界間の明るいダークコメディで笑えるのでオススメです


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海外からの評価 : ★★★★★★(5.6/10)
タイトル : サバ―ビコン 仮面を被った街 (Suburbicon)
主演 : マット・デイモン、ジュリアン・ムーア
ジャンル : クライム、ミステリー
公開年 : 2018
放映時間 : 105分
撮影地 : ロサンゼルス
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話の流れ&作品紹介〈ネタバレなし〉



舞台は1959年のアメリカ。誰もが憧れる平和で裕福な白人だけが住む街、サバ―ビコンに突如黒人一家が引っ越してくる。黒人が街に来たことで白人の気が狂っていく中で、黒人一家の隣に住む白人一家の家に堂々と強盗が入る。そこから白人一家の身の上に次々と不吉なことが起こっていく様子を描いています

上の簡単な説明だとネタバレできないので「なんだこのストーリー説明は」と思うかもしれませんが、少なくとも言えることは、この作品は人種差別をテーマにしたシリアスな内容ではありません。社会問題を提起するような内容でもなければアメリカ社会に根付く人種差別の時代背景を描いているわけでもありません。本作は「人種差別暴動をモチーフにしている」と映画メディアで報道されていますが、スト―リーの焦点はそこじゃないのです。完全に誤解を招いていますね


監督がジョージ―・クルーニーだけあって、ストーリーは決して単純ではなく、作品がどこに向かっているのか、登場人物の意図が良い意味で全くわかりません。あらすじをあまり知らないまま、観ながらストーリーの本質を探っていくことが一番楽しく見れると思います。ダークユーモアがたっぷりあるので凝視しつつも失笑してしまうシーンが醍醐味です

理由はここでは言えませんが、本作は白人でもなく黒人でもない第三者の人種にとっておもしろく見れる作品になっています。割と複雑なミステリーなので、1度見ただけで内容をすべて理解できる人はいないと思います以降ネタバレあるのでまだ見てない人要注意!!

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個人的な評価 : ★★★★★★★★★(9/10)

はっきり言うと、私は本作が大好きです。映画のポスターだけで観ようと判断した作品がこんなに面白いとは思わなかったというのが正直なところです。映画は毎年120本ほど観てますが、ここ1,2年で確実にトップ3に入るくらいの面白さでした。あまりにIMDbで過小評価されているのが残念なので、思い切って星9つ付けました。おもしろくない無駄なシーンが一切ないので、とにかく105分が一瞬にして過ぎ去ります

そこで、なぜ海外からの評価が星5.6という低さなのか考えました。本作は観てもお分かりの通り、人種差別ではなく男女の歪んだ恋愛関係によって周囲を巻き込み、最後には純粋な子どもだけを残して主人公たちが次々と破滅するという結末をむかえます。本作を観た多くの欧米人はレビューを観る限り、そこを理解できていないんです。クルーニーはあくまでもストーリーの構成として人種差別を"利用"したにすぎないのです

この作品で一番好きなシーンはジュリアン・ムーア演じるローズがニッキ―を殺すために毒入りのサンドイッチとミルクを作って、おびきよせるために何度も少年の名前をくりかえし呼ぶシーンです。本当に不気味で怖かったです。さすが売れっ子ベテラン女優なだけあってムーアの演技は気持ち悪いくらいハマってました

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それにしてもガードナーの死に方はなんとも皮肉で、ラストまで良くできた作品だったと感じます。誰が見ても堅実そうな七三分けのサラリーマンが保険金と妻の妹目当てで妻を殺害するなんて想像もつかない展開でした。ローズがブロンドに染めたときがヒントだったのですね

ただ一つスマートな展開とは言えないのが保険調査員のラテン系お兄さん。明らかに殺意メラメラのローズにコーヒーを用意させたのかが理解できなかったです。英語で検索しても出てこないのであまり重要なポイントではないのかもしれませんが、1回目のコーヒーのときに口からコーヒーをたらすほどまずそうにしていたのに、2回目に頼んだのには何か理由をつけないと不自然な印象になります


おわりに



ジョージ・クルーニー監督作品でもう1つ好きなのが『バーンアフターリーディング』です。ブラッド・ピットとスリービルボードのフランシス・マクドーマンドが出ているユニークな世界間の明るいダークコメディで笑えるのでオススメです


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