将来消える仕事とそれを守るベーシック・インカム制度とは - Journo

March 25, 2018

将来消える仕事とそれを守るベーシック・インカム制度とは


私たちは仕事がなくなる時代に向かっている(悪い意味で)
厳密にいうと誰からも雇われることなく稼げる時代に向かっています。人は時間を奪われないとお金を稼げなかった時代から、いかに少ない時間で多く稼ぐかという"Work Less, Play More"のコンセプトがトレンドではなく主流になってくる時代へと移り変わりました。様々なプラットフォーム、例えば、Ebay, YouTube, Etsy, instagram, Mercariなどの個人が資金ゼロでもビジネスを始められる時代になれた一方で、多くの人が近い将来に職がなくなるリスクが生まれます。今回は、テッドでマーティン・フォード氏が語る「どのようにして私たちは未来で雇用なくして稼ぐのか」について取りあげます

Today's Topic


Martin Ford on TED

「人は馬と同じ運命をたどることになる」というフォード氏の冒頭に出した例えは、ユニークかつ人間の恐ろしい未来の実態を表しています。未来と言ってももう現在始まりかけていますが

大昔、馬は馬車として働かされていましたが、自転車・自動車・トラックなどの自ら運ぶことができるツールが生まれてからは馬の役割はなくなりました。人間もそれと同じでロボットが今まで人間がしてきた仕事をこなせるようになったために、人間の仕事がなくなるというわけです

 スピーチのポイント☝
・機械も人間と同じように考え、学び、適応することが可能
・機械は人間がこなす仕事の量よりはるかに多くこなす
・人は機械と違い、未知の問題を解決したり新しい発想を生める
・経済を回すために機械の力は必要不可欠となる
・会計士、金融アナリスト、ジャーナリスト、放射線学者、(事務系)弁護士は将来的に危うい仕事
・機械によって職を失う人のためにユニバーサル・ベーシック・インカムを導入するべき


少し解説すると、ロボットによりなぜ会計士、金融アナリスト、ジャーナリスト、放射線学者、(事務系)弁護士の仕事がなくなるかというと、機械は多くの仕事を一気に簡略化し、効率的にこなすので、タスクが多く必要とされる会計士、事務弁護士、ジャーナリストはいらなくなります。人は仕事量が多ければ多いほど消耗してきますが、ロボットはペースを落とさずに、しかも疲れずに大量のタスクをこなせるからです

そしてユニバーサル・ベーシック・インカムとは...
Universal Basic Income = 世界的な最低限所得保障政策のことを意味し、各国の国民が毎月生活するのに必要な最低限度のお金を政府から受け取るというシステムです。アメリカやフィンランドでは実際に無償で特定のグループにお金を渡す実験が行われています。


Opinion / 個人的な意見

ユニバーサル・ベーシック・インカムについては、ものすごく斬新な発想なので日本でもぜひ実験をしてほしいです。実際にやってみないとどうなるかはわからないので、批評しているだけ無駄だと思います。どうせ近い将来やらざるおえなくなるんだから、先進国の中でもいち早く実験するだけでもしてほしい

ただ、実験結果はやはりその国の文化が表れるだろうから、消費大国のアメリカや中国であればベーシック・インカム制度で上手くやっていけると予想します。政府がいくらお金を渡しても、国民が企業もしくは個人のプロダクトやサービスを買ってくれなきゃ経済が回らないので、貯金思考が強い日本では流行らなさそう。実際にプレミアムフライデーも失敗に終わっていますから

おわりに

世界でユニバーサル・ベーシック・インカムに関する論争が起こっているそうですが「貧困をなくそう」というコンセプトから基づいているので、とても理想的な政策に思えます。きれいごとを言うな!という人は自身の利益しか見えていないのでしょうか。実験する価値は大いにありますし、AIなどの機械のせいで失業する人の生活を守るチャンスだと思います


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