フロリダ高校襲撃テロからみるアメリカ人の銃に対する意識の甘さと矛盾


タイトル通りシリアスな話になります。先日のフロリダ銃殺事件からアメリカ各地でデモが行われていますが、ワシントンDCにいる高校生が集まってホワイトハウスの前でプロテストした様子が一番パワフルだったので取り上げます

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POPSUGAR: High School Students Gathered For A Powerful Gun-Violence Protest 

ただ声を上げるだけでなく体全体でみんなで工夫して訴える姿は本当に頼もしく感じますし、大人が見習うべきところだと思います

ただ、正直まだぬるいかなと

他にもアイオワの割と大規模なデモの様子をスナップチャットで見たのですが、デモ参加者に笑っている人が多いなと感じました。祝日であるかのように楽しそうに見えちゃったんです



国の法律を変えようと動いている人たちを批評するなんてみっともないことだとは思うのですが、銃と身近な環境にいて、心底「銃をなくしたい」と思っていたら1ミリも笑えないと思うんですよね。記念撮影なんかとろうとさえ思わない。なぜなら自分らもいつ被害者になってもおかしくない状況にいますし、なにより自分たちの子どもの世代もこんな学校に通わせるのも怖い社会で育てなきゃいけなくなるわけですから

プロテストすることは素晴らしいことですし、これからも積極的に続けてほしいとは思いますが、この程度のテンションで挑むならアメリカの銃社会が変わることは当分ないかなと感じました

よくテレビで見る政府に反対している韓国人のデモ隊の方がよほど迫力があって本気度が伝わってきます。それと私が度々疑問に思うのが、ハリウッドセレブが#EndGunViolenceとか言いながら、休日に楽しそうにライフル撃ちまくっているところをインスタに思いっきり動画で載せてたりするんですよね。Bella Hadidなどのスーパーモデルがそうでした🙊

これほどの矛盾があるのか。銃の需要を生むな思っちゃうんですけど、休日に気晴らしで使う銃は学校で何人もの若者が撃ち殺された銃とは別物なのでしょうか?それとも銃の腕を磨いとかないと万が一の時に対処できないからしょうがないことなのでしょうか?私はアメリカで銃声を聞いたことさえも見たこともないので偉そうなこと言えませんが、本気で銃規制してほしいならベジタリアンが徹底して肉を排除するように、生活から一切銃を取り除く覚悟がないと何も変わらないのかなと感じます

映画の中でさえ銃は消えない

そしてスターたちが"Enough is Enough"と言って銃規制を訴えるビデオで公開当時はすごく話題になりましたね

映画界でも銃に対する意識を変えるべく何か行動を起こしてほしいものです。ここに出てくる俳優陣の作品はそれほどバイオレントではなかったと思うのですが、銃が不必要にたくさん使われる作品が現在でも多々見られます。B級映画ならまだしもファミリー向けのパイレーツオブカリビアンなどの銃で撃ち殺すことがカッコいいかのような演出をする作品があるのは問題だと思います。ウエスタンやサスペンスならまだしも、コメディで日本のお笑いでいうツッコミかのようにポンポン人を撃ち殺して笑いを取るスタジオ映画は不快ですし、批判されないのが不思議です。銃殺がジョークになる異常さに気づかないのは文化の一部になっているからかもしれません

おわりに

銃がないと成り立たないような映画が数多く存在するハリウッドのエンタメ界にも問題ありかなと。セレブはビデオを公開するのではなく、映画のあり方を変えることに焦点を当てるべきです。それくらいの権力がある俳優・女優はたくさんいるのに本来の目的に直結しない行動ばかりとっている気がします。本気で銃規制に取り組む活動家はごく一部ですが、そのような少数の天才が世の中を買えてくれることを願います


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